術後1年9ヶ月 定期検診 2022.9.13 ー持病は乳癌⑪ー

通院の記録

○この日は、問診のみ
○お会計(保険診療 3割負担)
 病院 ¥1,050
 調剤薬局 ¥5,600(アナストロゾール90日分)

手術をしたのが2020年12月でした。
12月と6月は検査ありの通院で、3月と9月は薬をもらうだけの通院となっています。
何年このルーティンが続くのかは謎です。

病院へは徒歩で向かいます

 今日は、ジットリ暑くて、体感は真夏!
それでも、目にする景色は、ちらほらと秋らしく、季節の移ろいを感じました。
公園の秋の花

キバナコスモスの後ろにはヒガンバナが咲いています。
見えますかね?
遊歩道の左右には大きな木々がそびえ立ち、日差しを遮ってくれました。
時折、風も抜けて気持ちが良かったです。
公園の木々

さて、公園を抜けると、病院へ到着です。
正門の横に、コロナの発熱外来と思しきテントがあります。
今日はいつもより多くの人の姿が見えました。
駐輪場の柱の隅でしゃがんで待っているお婆さんや、小さな子供連れのご家族、他にも、あちらこちらで立って待っている人たちがいて、おそらくコロナの発熱外来に用がある人たちだと推察しました。
その方々を目にして感染者が多く出ていることを実感しました。

 話は脇道にそれますが、私の職場がクラスター状態で、私自身も少し前に微熱と倦怠感が強く出てコロナを疑う事態となりました。
PCR検査を受けて陰性が確認できないと職場に出られず、かといって発熱外来の電話はつながらずで大変でした。
たいして具合が悪いわけでもないのに、病院を利用するのも気が引けました。
運良く、別の方法でコロナ陰性がわかり、事なきを得ましたが、その経験をした今、この病院前で検査を待っている方たちは、あのつながらない電話がつながったすごい人たちなんだとわかりました。

人々の間をすり抜け、病院内へ入りました。
一般外来は、すいていました。
いつものように、保険証の確認をしてもらい、自動受付機で受付を済ませ、外科窓口にファイルを出しました。
すると、待合室の椅子に座ると同時に呼ばれました。

診察室で

 体調はかわりなく元気で過ごしている、ということを主治医に伝えました。
薬は、飲み忘れなく日々飲んでいて、何日まで薬が残っているかを伝えました。
それから、前回、検査の予約時間を失念して遅刻したことをお詫びして、次回はきちんと行きますと伝えました。
そうしたら、主治医が笑いながら、「予約時間は決めてあるけど、来たもん順だから、あんまり気にしなくていいよ」とフォローしてくださいました。
それから、主治医が、骨密度が減り続けるようなことがあれば、薬を使おうと思っているとおっしゃっていました。
ただ、前回の検査では、手術前と比べ横ばいだったので、すぐ必要ということではないようです。
看護師さんも含め、和やかに雑談しているうちに、今回の診察も無事、終わりました。

 次回の通院は、2年目の節目にあたります。
12月2日は、血液検査、エコー、CT検査の予約が入りました。
結果は6日に聞けるとのことでした。
検査の通院は、やっぱり気が重いです。
何事もなく通過したいと、通院日が決まった時点でそう思ってしまうスズメでした。

化粧のはなし

 何となく病院へ行く日は、元気そうにみえるよう化粧して出かけます。
日頃は、あまりそんなことを気にかけないので、何でだろうと考えてみました。
先生がイケメンだから?
それもあると思うけど…でも…

私の母は、化粧しないと外へ出ない人でした。
朝、起きると一番に化粧して、ネイルもしていない日はありませんでした。
ある日突然、末期癌がわかり、専門病院へ行く日の朝も、黄疸で真っ黄色になった顔にファンデーションを塗り、黄色い爪にもマニキュアを塗っていました。
黄疸があまりに強く出ていたので、化粧した顔も、マニュキュアを塗った爪も不気味な色を呈していました。
結局、亡くなるその日まで、爪にはマニュキュアが塗られていました。
彼女は、なぜ、化粧をし続けていたのかな?
尋ねてみたかったです。

私は、どうしてだろう?
「おかげさまでこんなに元気になりました」感を出したいのかもしれません。
自分の奥底にしまい込んだ再発・転移の不安や恐怖を、他人に気づかせたくない、自分自身も気づきたくないという気持ちの表れなんじゃないかと感じています。

そんなことを考えながら、のんびり帰途につきました。
帰り道は、水の流れのある遊歩道を選んで帰ってきました。
もう、秋がすぐそこまで来ている感じです。
トンボたちと抜きつ抜かれつ、人工のせせらぎを進んで帰ってきました。
ショウジョウトンボ
たぶん、ショウジョウトンボ


シオカラトンボ
たぶん、シオカラトンボ

 暑い暑いとぼやいていられるのも、あと少しかもしれませんね。
みなさま、夏のお疲れがでませんようご自愛くださいませ。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありとうございました。

2022.9.13

 

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