術後1年6ヶ月 定期検診 異常なし! ー持病は乳癌⑩ー

1年6ヶ月? 手術してから、まだそれしか経っていないの?

なんだか、もう、ずっと昔のことのようです。

検査の日 2022.6.10

 この日の流れ
採血 ➡ エコー ➡ CT ➡ 骨塩定量検査(骨密度)

○お会計
¥9,800 (保険診療 3割負担)

 この日は、さわやかな気候でお散歩日和。
あっちウロウロ、こっちウロウロしながら、病院へ向かいました。
9時少し回って到着し、いつものように、自動受付機に診察券を入れました。
受付票が出てくるはずなのですが、あらら?出てきません。
モニターに「受付時間を過ぎているため、受付できません」の文字が現れました。
フリー枠だよね? まさかやー‼
その時、脳裏に記憶がよみがえりました。
「スズメさん、エコー、朝の9時で早いけど大丈夫? 10分くらい前には来てほしいけど」
の主治医の声。
「全然、大丈夫で~す」
調子こいた私の声もよみがえってきました。
今までこんなことなかったのに、予約時間を失念するとは…
只今、9時10分過ぎ…汗が噴き出してきました!
最近、病気のことを忘れる時も多くなって、4月は、とうとうアナストロゾールの飲み忘れもやってしまったし、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ですね。

有人受付で受付票を出していただき、2階の検査受付へ急いで向かいました。
エコー室に主治医が座ってます。
すでに20分遅刻です。
「遅れまして、すみません!」
「慌てなくて大丈夫だから」と言ってくれた先生の顔、無表情でした…
ですよね、ですよね、すみません。

採血

最初は採血でした。
血管を見つけるのも、決められた量まで採るのも、いつも大変なのに、今日は血管はすぐ見つかるし、血液もビュンビュン注射器に流れていきました。
焦って体中の血液が駆け巡っているからだわ。
とりあえず、採れて良かったです。

エコー

次はエコーです。
今日は、おしゃべりしないで、おとなしく寝っ転がっていました。
1年目の検診の時に、細胞診をした右腋は、時間をかけて何度も行ったり来たり、そして撮影をしていました。

C T

次は、放射線科の受付へ行きました。
CTは着替えもなくて、検査台に横になってじっとしていればいいので、楽ちんなはず…
なのですが、なんとこの日は金具付きのズボンを履いていってしまいまして…
これも「喉元過ぎれば…」現象ですね。
結局、膝までズボンを下げて検査をうけることになってしまいました。
検査の日は、金具のない服で行かなくちゃですね。

骨塩定量検査

CT検査をしてくれた技師さんとともに、骨塩定量検査のお部屋に移動しました。
ここでは、ズボンを脱いでタオルをかけて検査をするという無様な姿でございました。
検査台の上に横になって、右足はまっすぐ伸ばし、左足は膝を内側に向けて足を横に倒す感じで固定しました。
あとは、5分ほど、じっとしていたら終わりました。

 以上で今回の検査は終わりました。
会計でお支払いをして、通院は終了です。

検査結果 2022.6.14

○この日は、主治医による結果説明のみ
○お会計 (保険診療 3割負担)
 病院 ¥3,530
 処方箋薬局 ¥5,850 (アナストロゾール90日分・ヘパリン類似物質油性クリーム25g×4本)

 全体的な結果としては、前回と大きな変化はないため大丈夫でしょうとのことでした。
何度も通院しているうちに、何となくわかってきたことがあります。
画像にしても、数値にしても、変化や推移を重視しているのだということ。
完治したとなかなか言えない癌という病気だからこそ、現状維持を続けていくことが良い結果なのだと、自分的には理解しました。
悪化の兆しがあれば、検査の画像や数値がヒントをくれるはず。
だから、毎回の検査をきちんと続けていくことが何よりも大切だと感じました。
現状を長く長く維持していきたいです。

どなたかのお役に立てればと思い、検査結果の数値などを載せておきます。
ご興味がありましたら、以下もご覧ください。

総コレステロール値

時々、オーバーします。今回も上限が219㎎/dLのところ、226でした。
しかし、主治医がおっしゃるには、総コレステロール値はあまり気にしなくていいとのことでした。

腫瘍マーカー

順番に、術前検査時(2020/11)→6ヶ月後(2021/06)→1年後(2021/12)→1年6ヶ月後(2022/06)となっています。

CEA(上限5.0)  1.9 → 2.0 → 1.6 → 2.0
1ctp(上限5.5)  3.9 → ―  → 3.0 → 2.9
CA15-3 (上限31.3)4.8 → 3.9 → 4.5 → 3.7
今のところ、ほとんど変化なしです。

エコー CT

以前に細胞診をした右腋のリンパと、肺にも少し気になる部分があるようなのですが、いづれも画像上、変化がなく、このまま様子見で大丈夫とのことでした。

骨密度

術前検査時(2020/11)→ 1年6ヶ月後(2022/06)
腰椎  76% → 75%
股関節 68% → 65%
判定基準を見たら、腰椎は骨量減少ライン、股関節は骨粗しょう症ラインに入っています。
スタート時から骨密度が低いですから、アナストロゾール10年完走するためには、食事・運動・日光浴をもっと気合い入れてやらないとですね。
成人以降は、骨量は増やせないらしい…
それならば、なんとか減らないようにと昨年からいろいろやってはいたのですが、やはり減ってしまって残念でした。
でも、主治医が「このくらいなら横ばいだよ。運動してる? 頑張れば増えることもあるよ」と明るい気持ちになる一言、くださいました。

 そんなこんなで、1年6ヶ月目の検診も無事終わりました。
次回は、3ヶ月後です。
この次は、問診とお薬を出してもらうだけです。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
2022.6.19










コメント