今日はどこ行きましょう
1時間もしないうちに、用は済んでしまいそう。
久しぶりにここまで来て、そのまま帰るのはもったいない、ということで、ぶらぶら歩いてみることにしました。
NHKの大河ドラマ「晴天を衝け」で、「東商渋沢ミュージアム」が紹介されていました。
近くなので、寄ってみたいです。
また、ドラマは今、江戸末期から明治初期まできていまして、江戸城や皇居も気になるところです。
そして、ドラマで郵便の始まりも描かれていて、面白かったのですよね。
郵便局も気になります。
なんとなく「晴天を衝け」から想起した散歩コースが決まりました。
今日は、
皇居東御苑 ➡ 東京商工会議所(「晴天を衝け」展、渋沢ミュージアム) ➡ KITTE(屋上、インターメディアテク、旧東京中央郵便局長室)
東京駅丸の内中央口から、御幸通りを歩き、皇居へ向かいます。
山あり?滝あり 東御苑は広かった〜
スズメは、東京駅から一番近い、大手門から入りました。
警備(皇宮警察?)の念入りな手荷物検査を受け、入場者数のカウンターの前を通ったら、自由に散策することができます。
何の木かしら?と思ったら、「カリン」と名札が。
一見して、すぐ、植物の種類が多いなと感じました。
そして、そのほとんどに、名札がついていることに驚きました。
そう、植物図鑑アプリがなくても、大丈夫。
まるで、歩ける立体植物図鑑のようで、植物好きな方は、テンション上がること間違いなしです。
興味深かったです。
| 諏訪の茶屋 |
東御苑、山みたいに、上るのが大変な場所が2ヶ所ありました。
ひとつは、ここ ☟
登りきると、東御苑とビル群が見渡せました。
本丸、大奥跡の広い芝生には、のんびりしたり、お弁当を食べている方たちが見えました。
こちらは、飲食禁止ではなく、あちこちに置かれたベンチで召し上がっている方もいらっしゃいました。
次に行った時には、私も、ここでお弁当を食べたいです。
ちなみに、東御苑内は、飲み物の自動販売機はありますが、食べ物を売る店や、レストランはありませんでした。
そして、上るのがきつかった、もうひとつの場所は、ここ ☟
小川をまたぐ飛石があったりで、すこし、探検気分を味わえました。
一番高いところからは、池が見渡せて、ステキでした。
この水が、池に流れ込んでいるのですね。
ほんと、植物園のようですね。
私が一番、心を惹かれたのは、雑木林と、池へと続く、いく筋ものせせらぎでした。
季節ごとに、たびたび、訪ねていこうと思います。
行ってみようかな、と思われた皆さま。
開苑曜日、時間を ☟ チェックしてから、お出かけくださいませ。
まさか、東京商工会議所のビルに入れるとは!渋沢栄一さんのおかげです
さて、次は、東京商工会議所のビルを目指します。
大手門を出て、日比谷通りを、丸の内仲通り方向へテクテク。
おそるおそる中に入ってみますと、正面入り口ホールで「晴天を衝け」展をやっていました。(2021年11月30日まで)
直筆の書や銅像、記録映像を見ることができました。
吉沢さんと、高良さんの直筆サインの展示、渋沢グッズの販売もありました。
史実とドラマは、少し違うところがあるみたいですね。
渋沢栄一の言葉、「逆境に処しては、断じて行え。決して惑うてはならない」を知り、お人柄の一面を感じることができました。
ミュージアムの見学をして、ドラマがますます楽しみになりました。
さぁ、次は、KITTEのビルへ向かいます。
このビルは、東京駅丸の内南口のすぐ隣にあります。
私、このビル、好きなのですよね~。
KITTEの屋上から東京駅をながめる
それほど高くなくても、眺めは、とてもいいです。
小さなハトバス、細長い新幹線が見えます。
広場は、ジオラマのようです。
超おすすめ!無料でいいの? 博物館 インターメディアテク
入り口は、2階にあります。
こちらの博物館は、日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館の協働により運営されているそうです。
東大出身の歴人が、この机と椅子で学んでいたのかしら?なんて、想像がふくらみます。
本当のところは、わからないのですがね。
骨格・はく製標本、植物・鉱物などの常設展示、それと企画展示で医学系や仏像の展示もありました。
また、入口付近では、アートパフォーマンスをやっていました。
白い床に、黒い砂が、ほうきのようなもので操られて、ゆっくりと変化していきました。
ひとときとして動きが止まらない砂の模様が幻想的でした。
博物館の資料が多く、楽しめるうえに、展示の仕方が、また魅力的です。
時代を感じさせる重厚な調度品と資料が、良い雰囲気を醸し出していて、その空間を歩くだけでも、楽しめます。
博物館の中の様子がわかるWebページを載せておきます。
ご興味がありましたら、ご覧になってみてください。☟
今日の散歩の最後は、東京中央郵便局長室
最後は、4階で下りて、局長の執務室へお邪魔しました。
レトロで良い雰囲気です。
テーブルと椅子がいくつか置いてあり、ここで、手紙を書いてもいいみたいです。
今度行った時には、自分あてに手紙を書こうと思います。
そのときは、ちょっとこだわって、風景印もゲットしたいなぁと思います。
風景印という消印があること、ご存じですか?
この近くでは、KITTE1階の東京中央郵便局の窓口か、東京駅構内、丸の内中央口にある☟このポストに投函すれば、押してもらえます。
薄暗くなってきていました。
ライトが付き始めて、街の雰囲気が変わり始めました。
「千と千尋の神隠し」で、湯屋と温泉街に明かりが灯るあの感じ。
夜の入り口って、なんとも言えない不思議な時間ですね。
そろそろ、帰るとします。
今回も、長々とおつきあいくださり、ありがとうございました。
もし、東京駅で、ぽっかりと時間があいてしまったら、ぜひ、どこかへお散歩されてみてください。
2021.11.15
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