一時期、パワースポットなる言葉をよく耳にしました。
たとえば、伊勢神宮とか、屋久島とか、富士山とか…
そこへ行くだけで、癒されたり、不思議と何か力をもらえるような場所。
そんなパワースポットですが、万人向けではなくて、自分だけが感じるパワースポットなるものを、皆さんはお持ちでしょうか?
実は、私には、自分が揺さぶられるような、不思議な感覚にとらわれる場所がいくつかあります。
今日は、そんな場所のひとつを含む、お気に入りの散歩コースをご案内します。
よろしかったら、ご一緒に、画面散歩しませんか?
今回行く場所は、板橋区、都営三田線の高島平駅と西台駅をむすぶ一帯となります。
駅をつなぐ緑道をてくてく
高島平駅、東口(南側)を出たら、左へ進みます。
バス停を越えて、横断歩道を渡ったら、すぐ緑道の入り口になります。
余談になりますが、駅駐輪場とバス停の間に、最近、喫煙所ができました。
新しい建物で外から眺めた感じは、きれいでいい感じがします。
中の様子を見てみたいのですが、私は、煙草を吸わないので、入ったことがありません。
煙草吸いの方は、ぜひ、こちらで休憩されてみてください。
緑道の入り口です。
木々の緑を眺めながら、石だたみの道を歩いていくと、秋が落ちていました。
この画像だと、どんぐりがパラパラですね。
道の奥へ足を踏み入れたら、どんぐりゴロゴロ、落ちていましたよ。
拾いに来ている親子の姿もありました。
私も小さい頃、たくさん集めて、磨いていたことを思い出しました。
時々、頭上を三田線の電車が通り過ぎていきます。
電車好きの私としては、この、下から眺めるビューポイントも気に入っています。
水は流れていないけれど、すてきな水の通り道ですね。
行きついた先は、睡蓮の葉が浮かぶ池になっていました。
ここを通り過ぎると、緑道もおわりに近づいてきます。
西台駅の上は、天空のダンジョン⁉
すごい見出しになっていますが、スズメ個人の勝手な思い込みです。はいっ(;'∀')
緑道を出ると、左側にぐーーっとカーブした道があります。
道なりに歩いていくと、西台駅の入り口に到着します。
改札に行くのとは違う、コンクリートの階段を上がっていきましょう。
駅に沿って、ちょっとおもしろい道が開けています。
見下ろすと、そこは、三田線の車両基地。
見上げると、団地があります。
この道は、三田線の反対の改札口へつながっているのですが、途中に、団地へつながる空中通路が2か所あります。
正式名称は「都営西台アパート」というみたい。
5号棟から8号棟まであります。
ここ、昔から私、住んでみたい場所なんですよね。
ポストの置かれかたや、床面がカッコよくて、壮観な眺め。
しびれます。
建物と建物をつなぐ広場は、たくさんの緑や色とりどりの花々で、とてもきれいな空間となっていました。
下が線路だなんて、忘れてしまいます。
隠れ家的喫茶店「サンジュ」でひと休み
8号棟の片隅に、カフェをみつけました。
コーヒー100円のメニュー表につられて、中へ入ってみることにしました。
焼き菓子は、どれも200円以内で買うことができますし、お店でいただくこともできるようです。
最初、壁に描かれた時計が目に入り「3時カフェ」と早合点したのですが、「喫茶サンジュ」という名前のお店でした。
高島平福祉園で経営されているお店です。
暑かったので、アイスコーヒー(150円)とフロランタン(180円)をチョイス。
コーヒーも美味しかったのですが、何といっても焼き菓子がびっくりするほど美味しくて、寄り道して良かった~と、大感動でした。
店内を眺めてみると、ガラス越しに厨房が見えて、お菓子を作っている様子が見えました。
家族にも食べさせてあげたくて、お土産を買うことにしました。
クッキーは。平成21年に「板橋のいっぴん」を受賞していました。
(「板橋のいっぴん」とは、板橋区内の店舗の和菓子、お惣菜、パン、お酒などの商品を区民から募集、選定委員会の審査の結果、板橋区に認定された逸品。現在58商品が「板橋のいっぴん」として認定されています)
家に帰って、マドレーヌやクッキーもいただきましたが、どれも本当に美味しくておすすめです。
こちらのお店は、平日の10時から15時の営業だそうです。
また、不定期で、平日もお休みする場合があるとのことでした。
通りかかってお店が開いていたら、ぜひ、入ってみてくださいね。
スズメのパワースポットはココ
8号棟の北側に、橋が架かっています。
線路をまたぐ、この橋の上が、私のパワースポットです。
集合住宅のスケスケのベランダの、ありとあらゆるものから、人々が生活する息吹きというか、生きるパワーのようなものを感じます。
誤解を生じるかもしれないし、うまく伝わらないと思うのですが、タイや韓国を旅したときにみた、ゴチャゴチャした街のエネルギーのようなものを、ここに感じてしまうのです。
振り返ると、さきほど通ってきた都営アパート群がそびえ立って、ここにも生活する人たちのパワーを感じます。
両側から、びんびんパワーを浴びながら、視界が開けた線路を眺めていると、体にたまった悪いものが抜けだしていくような、不思議な感覚にとらわれます。
なんとなく身も心も軽くなって、元気が湧いてきます。
他の人にとってみたら、何ということのない場所でも、自分にとっては特別な場所ってあるように思います。
橋を渡り切ったら、下へ。 下りた先、右手側には「電車ごっこ」の彫刻があります。
それでは、三田線を横に見ながら、線路沿いに、ゴールの高島平駅へ向かいます。
今日のルートだと、歩数にしたら1万歩くらいの散歩になります。
いかがでしたでしょうか?
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
2021.10.16
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